新型コロナウイルスの影響は、歴史的祭りにまで影響を及ぼしています。
京都の祇園祭でも山鉾巡行の中止が決定しました。
祇園祭の山鉾巡行が新型コロナの影響で中止に決定!鉾はどうなる?
京都の祇園祭は日本三大祭りのひとつとして世界的にも有名なお祭りです。
また山鉾巡行は実際に見ていても迫力もあり、人気のイベントです。
新型コロナウイルスの影響により祇園祭の山鉾巡行と神輿渡御を2020は中止にすると、祭りを斎行する八坂神社と巡行を主催する祇園祭山鉾連合会が4月20日に正式に決定しました。
祇園祭の山鉾巡行が中止となったのは、阪急電鉄の地下工事があった昭和37年以来じつに58年ぶりとなります。
また古くは応仁の乱や第二次世界大戦の時にも中止になりました。
なお山鉾を建てるかどうかの判断については6月上旬頃に様子をみて判断をするとのこと。
そもそも祇園祭は疫病退散の祭りとして知られており、7月のおおむね1か月位にわたって様々な神事が行われています。
祭りのメインとなる山鉾巡行は、例年10万人以上が訪れるイベントです。
新型コロナウイルスの影響で、3密の密集・密接に関わることから今回の決断に至ったのでしょう。
7月のお祭りイベントにまで影響を及ぼすには、実に残念なことです。
早く終息してくれることを望みます。