「パ-ル富士」とはなんでしょう。よく聞く「ダイヤモンド富士」とは違うのでしょうか?

ここではそんな「パ-ル富士」とは何かから解説したいと思います。

パ-ル富士とは何?ダイヤモンド富士とは違うのか?何かご利益ってあるの?

「パ-ル富士」については、「ダイヤモンド富士」よりあまり聞き覚えが無い方も多いと思います。

では、「パール富士」とはいったいどういうものなのでしょうか?

パ-ル富士とは何?

「パ-ル富士」とは富士山頂に満月が重なった時に、満月が真珠のように見えることからこの名前がついています。

どちらかと言えば、「ダイヤモンド富士」の方が見やすいのか話題になりやすく、「パ-ル富士」の方があまり話題には出てきませんでした。

しかし「パール富士」の方が綺麗だという人も多く、ファンの間では「ダイヤモンド富士」と同様人気はあります。

パ-ル富士とダイヤモンド富士の違いは?

「パール富士」と違って「ダイヤモンド富士」とは富士山頂に太陽が重なった時に、太陽の輝きからダイヤモンドのように見えることからこの名前がついています。

ですので「パール富士」の方が満月の日という限定されたものになりますので、見られる日が限られています。

また、満月の日であっても天候によっては見ることが出来ませんから更に貴重になってきます。

パ-ル富士のご利益ってあるの?

パ-ル富士を見ることで何かご利益を授かることがあるのかというと、特にそういう話はありません。

ただ貴重なそういった瞬間を目にすることで熱い感動を覚えるとか、こころが穏やかな気持ちになるそういったものはあるでしょう。

こころがそういった状態になることで、物事がうまくいく様になる話はよくあることですから、そういう意味では、パ-ル富士を見ることでなにがしらかのご利益を授かることはあるのかもしれません。

 

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パ-ル富士が見れる時期と時間は?見るのにおすすめの場所は?

パ-ル富士を見ようと思うと、満月が昇る時と沈む時の1日2回に限られてきます。

具体的にはどうなのでしょうか?

パ-ル富士が見れる時期と時間は?

暦のうえでの満月でパ-ル富士を見ようと思うと、2020年では13回満月があります。

当然この前後何日かは、ほぼほぼ満月の形にはなっているでしょうから、そのタイミングを狙うのもひとつかと思います。

それは満月の日に悪天候では、パ-ル富士を見ることが出来ないこともあるからです。

■2020年満月の日

1月11日(土)、2月9日(日)、3月10日(火)、4月8日(水)、5月7日(木)

6月6日(土)、7月5日(日)、8月4日(火)、9月2日(水)、10月2日(金)

10月31日(土)、11月30日(月)、12月30日(水)

パ-ル富士は満月が昇る時と沈む時の1日2回に限られてきますので、見れる時間というのは日の出と日の入の何時間か前ということになります。

また日の出と日の入の時間というのはネットで調べてもらえればわかるのですが、実際その場所と時期によって異なります。

一般的に夏至の場合は日の出時間は早く日の入時間も遅いですし、冬至はその逆で日の出時間は遅く日の入時間も早いということになります。

パ-ル富士を見るのにおすすめの場所は?

まず「パール富士」というからには、富士山が見れないと意味がありません。

当然富士山が見れる範囲のうち、おすすめの場所ということになります。

「富士山頂を基準にしたときに東西に南北方向35度ずつの範囲」これはダイヤモンド富士の見える範囲図なんですが、当然パ-ル富士の見える範囲図としても参考にして頂くと良いでしょう。

富士山そのものを見るのとは違って月が重なって見えることが必要ですので、方角も限定されてきます。

そのなかでも有名で一般的なのは河口湖や山中湖エリアです。

ひとくちに河口湖や山中湖といっても色々な場所はありますが、河口湖や山中湖近辺で撮られているパ-ル富士の写真を見ればどれも素敵なものばかりだからです。

引用:https://yamahack.com/

ただそれだけ人が多いというのは、どうしてもあります。

また河口湖や山中湖はパワ-スポットとしても有名ですから、それだけでも人が多いのは仕方がありません。

パ-ル富士を撮影する方法(撮り方のポイント)とは?スマホでは無理?

このような綺麗で感動する「パール富士」は誰でも簡単に撮れるものでしょうか?

パ-ル富士を撮影する方法(撮り方のポイント)とは?

結論からいうと、「パール富士」の写真そのものは条件さえ合えば見ることが出来るので、撮ることは可能です。

最近のカメラは性能が良くなったので、素人でもそれなりの写真を撮ることが可能になりました。

もちろん最小限の機材は必要だとは思います。

一眼レフカメラ、望遠レンズ、三脚といったところでしょうか。

撮り方のポイントしては、「パ-ル富士」はタイミングとフレ-ムが命ですので、ひたすら決めた定位置でタイミングを待つしかありません。

それこそ待っている間の寒さ対策とか暇つぶし対策も重要です。

尚、撮る被写体の富士山のイメ-ジとして有名なものには、湖の水面を狙った逆さ富士があります。

こういった素晴らしい「パール富士」の写真を見ていると、ぜひ自分でも撮りたくなって「パ-ル富士」の撮影にハマっていく人が増えていくのです。

そんな人たちの為に最近では、「パール富士を撮ろう」といったツア-で組んだものもありますので調べて参加してみるのもまずはアリではないでしょうか。

 

パ-ル富士をスマホで撮影は無理?

結論からいうと、スマホでパ-ル富士の撮影は無理ではないと思います。

最近のスマホの性能は上がってきていますから、カメラとしての性能も優れたものもあります。

ただしスマホ単体であそこまで綺麗な写真を撮るには難しいものがあります。

実例というのがあまり聞いたことがないので、どの程度までといったものは詳細にはわかりません。

富士山と月の位置関係や距離感、シャッタ-スピ-ド、露出といったものをクリアしていくには、テクニックや望遠具合、手ぶれなどを解消する為の三脚などが必要になるかと思います。

スマホのカメラ性能は上がってはきていますが、あくまで気軽に綺麗な写真を撮るためのレベルですので、今の時点では限界はあるでしょう。

またそこまで行くと、どうしてもそういう機材で撮りたくなってしまう心境もあるかと思います。

 

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